立命館大学ラブライブ研究会

団体としてのイベントから、中の人(役員)個人の趣味まで

改チア 作ってみた

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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 Memorial Disc ~Blooming Rainbow~

より、『CHASE! / 優木せつ菜(CV.楠木ともり) 』です。やっぱり良いですよね。上のリンクから、YouTubeに飛べます。

 

 

 

1.はじめに


こんにちは。立ラで一人だけ理系の、副会長のRemoです。(たぶんおそらく。投稿時現在。)

 
いきなりですが、皆さん、カラオケなどで折る大閃光が勿体ない、家で気軽に折って楽しみたいなんて感じたことはありませんか?

 
今回は、そんな悩みを解決する、「改チア」の作り方について紹介していこうと思います。材料なんかは、全てAmazonで揃います。

 

この作り方は自分流です。多分他のやり方が適切だとか、あると思うのですが、僕はこのはんだ付けのやり方で上手くいったので紹介しています。

 

  

2.免責事項(重要)


製作、使用は全て自己責任で行なってください!

 
当ブログを参考に製作されたとしても、製作後の動作不良や発火等の事故、その他生じた全ての損害に対し、Remoならびに当サークルは一切の責任を負担しません。

また、使用する際においても、Remoならびに当サークルは一切の責任を負担しません。本記事、当サークルは、ライブ会場における厄介行為を推奨しておりません。

 


3.理論


本工程では、元から付いているLEDを強力なものに取り替え、さらに抵抗器を除去することで流れる電流を大きくし、光の量を強くしています。

LEDには、プラス側(アノード)マイナス側(カソード)が決められており、プラスマイナスの方向にしか電流が流れないようになっています(整流作用。このため、後述するプラス側とマイナス側の穴については、正しく扱うことが必要です。間違って接続した場合、回路が壊れることがあります。

 

4.使用上の注意

 
前述したように、抵抗を切って回路を繋いでいます。そのため、たくさん電流が流れるのですが、長時間使用し続けると熱が発生しはんだや銅線が溶け、トラブルの原因となります。必要な時だけ点灯させ、あとは十分に休ませるようにしましょう。


あと、レギュレーションにより禁止されている現場で使うのはやめましょうラブライブの現場では改造ペンライトの使用は認められていませんので、使ってはいけません。

 

 

5.用意するもの

 
チアライト(やまと興業)に似た棒 ×1

太さ0.9mmの銅線

パワーLED 黄色(1w)×5

はんだごて

・はんだ

・ニッパー

・セロハンテープ

・ラップ

・ものさし

・細くて硬い棒(マイナスドライバー等)

 

全てAmazonで揃います。不要な外出は自粛しましょう。

上4つは文字を踏むとAmazonのページに飛びます。ライト本体、パワーLED、銅線以外はすでにお持ちでしたら使ってもらって大丈夫です。

  

LEDに関しては、付けたい数を購入してください。私は5個付けたので、以降は5個で説明していきます。

銅線については、0.9mmの物だと作り方5.の作業が楽になります。理由は穴にすっぽりはまるからです。

 

6.作り方


1.

画像のように、チ○ライト上部の中にある基盤を取り出します。非常に固いため、細いドライバーなどを使用し、パコッと外れるよう力を入れていきます。この際、力を入れすぎて基盤が多少破損してしまっても点灯には問題ありませんが、できたら丁寧に時間をかけて外しましょう。

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2.

基盤に元から付いているLEDと抵抗器を根本から切断します。

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3.

基盤を机の上に敷いた新聞紙の上にテープで固定します。


4.

抵抗器が付いていた部分に、銅線を短く切ってはんだ付けをします。(写真は若干工程が前後しています。)

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5.

銅線を90mmでカットしたものを2本用意します。この片方を画像にある、はじめに何も付いていなかった穴の片側に立てて、垂直になったら根本をはんだ付けして固定します。

この際、二つの穴のどちらかがプラス、反対側がマイナスになりますので、自分が今、プラスマイナスどちら側を扱っているのか常に気にしていてください。画像をよく確認してください。

以降は、先にプラス側にはんだ付けしたものとして進めます

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6.

垂直に立った銅線を目分量で5分割し、画像のように各部分にはんだを溶かして、纏わせていきます。これにより、不安定な状態でのはんだ付けを回避しています。はんだ付けの最中、銅線は熱伝導により加熱されるため触れないように気をつけてください。

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(補足:5、6に関しては、いきなり銅線を基盤に立てて固定せず、粘土などに刺して立てた状態で作業し、後から基盤の穴に差し込んでも問題ありません。)

 


7.

LEDを取り出し、プラス側の足を90度曲げてください。マイナス側はそのままです。

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8.

折り曲げたLEDのプラス側を6で付けたはんだに付けます。下から順に付けていきます。銅線周りのはんだを再度加熱し、溶けた部分にLEDを近づけます。作業が細かくなるため、火傷に十分注意してください。

銅線に対し、LEDが垂直ではなく、少し斜めになるようにすることが大切です。理由は入れ物に収まりきらなくなるのを防ぐためです。

一旦銅線にLEDが固定された後、安定させるために同じ部分に上からはんだ付けを行います。この際、自分視点の裏側は気にしなくて大丈夫です。

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9.

残りの4箇所も同様に下から行います。

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10.

反対側の穴(マイナス側)に2本目の銅線を立て、はんだ付けをして固定します。

 
11.

8、9で固定しているLEDの、マイナスの足5箇所全てにはんだを纏わせます。次の工程で、上から順に付けていきます。

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12.

難しいポイントです。

LEDのマイナス側の足に纏わせたはんだを溶かしながら、マイナス側に立てた銅線を近づけます。銅線の適切な位置にはんだがくっつくようにし、固定します。

注意点としては、多少使うはんだの量が多くなっても、一番上のLEDの足を正しく固定してしまうと楽なので、手を抜かないことです。また、銅線にはんだごてが触れてしまうと銅線が熱くなるため、注意してください。

上手くいかなければ、LEDのはんだが冷めてからもう一度マイナス側に立てた銅線の角度などを調整してみてください。


13.

上から順に、同じ作業をしていってください。

注意点として、LEDは斜めに付く必要がありますので、正しい角度で固定してください。

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14.

はんだが冷めてから、基盤を固定していたテープをはがします。

 
15.

視点と反対側が上に来るよう寝かせ、裏側にはんだ付けが不十分な点があれば固定を行います。

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16.

チ○ライト下部に電池を入れ、基盤下部ののプラスの部分とマイナスの部分をそれぞれ押し当てます。この時、5個ともLEDが点灯すれば問題ありません。付いていないLEDがあれば、はんだ付けをやり直します。

 
17.

16で問題なければ、LEDの部分を保護するためラップを2~3周、よく巻きつけてください。こうすることで、動かした際にLEDが保護されます。

 
18.

チ○ライト上部に基盤ごと戻します。多少入りが悪ければ、立てている銅線を少し傾けるなどしますが、角度が不十分で戻すのが無理ならはんだ付けをやり直します。

 
19.

チ○ライト下部をはめます。外から見て、LEDが5つ点灯すれば作業終了です。お疲れ様でした。

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7.おわりに

 

いかがでしたでしょうか?

多少学生実験ではんだ付けの経験はありますが、元々の手先の不器用さも相まって画像のはんだ付けはかなり不恰好です。ご容赦ください。

 

光量としては、個人的に大閃光arcと同じくらいで、UOよりは控えめだと思います。

 

電池については、単5なんてまず売っていないので、単4が2個で代用できます。

 

それでは、良い在宅ライフを。(外出自粛)

 

ご覧いただき、ありがとうございました。